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スタッフブログ

2015年4月アーカイブ

 こんにちは、FPの山本洋子です。

 このほど、事務所前を流れる白川の河川整備が終了し、4月25日に完成式があり多彩なイベントが催されたので、私もたくさんの市民の皆さんに混じって、通称「緑の区間」の遊歩道散策を楽しみました。

 整備区間は熊本市中央区の明午橋から、まさに事務所の真ん前の大甲橋までの600メートルで、工事中はトラクターや機械の音で、しばし面談が中断することもありましたが、この日を楽しみに待っていたところです。

 「森の都くまもと」を代表する水と緑の風景にふさわしく、樹齢約100年のクスノキの巨木を残し、その木陰に設けられたオープンカフェの椅子にもたれて、向こう岸に我が事務所を眺められるなんて、何て贅沢なことだろうと思いました。

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 石段を降りていくと、水に触れることもできます。3.JPGのサムネイル画像

 これからも、オープンカフェ、水辺の演奏会、マルシェ等、水辺の新しい活用の可能性を探る社会実験が、ミズベリング白川74実行委員会主催で行われていくということです。


 事務所にお越しの際は、是非この街の中のオアシスへ寄ってみませんか。



  こんにちは、FPの山本洋子です。

 

  老後の収入の柱ともいえる公的年金が、「豊かな老後生活の保障」から「必要最低限の生活保障」へと変わりつつある今、不安を抱えている方も多いかと思います。

 

  そこで、老後の生活を支える手段の一つとして注目されつつある「リバース・モーゲージ」について、みなさんにお伝えしたいと思います。

 

  まず英語のreverse(リバース)とは「逆」という意味、mortgage(モーゲージ)とは「抵当」という意味なので、リバース・モーゲージとは「逆抵当融資」、言い換えれば「持家担保融資」ということになります。

 

  つまり、現在住んでいる自宅(土地+建物)を担保に、そこに住み続けながら生活資金の融資を受け、亡くなった後でその自宅を売却して融資を受けた元利金の返済に充てることが出来るという制度です。

 

  この制度を利用する場合のメリットは、自宅はあるが金融資産は少ないという高齢者にとって、生活資金を捻出するために自宅を処分してしまうことなく、老後生活の安定を図ることができるという点です。

 

  しかし、融資する公的機関や民間金融機関によって、それぞれ融資条件があるので、しっかりと調べる必要があります。現状、担保物件は概ね一戸建てを対象としており、融資限度額も土地の評価額の50~70%までになっていることが多いということです。

 

  また、相続財産をあてにしていた親族等との間でトラブルになることもあるため、リバース・モーゲージ契約には推定相続人の同意が必要であり、同意が得られない場合、この制度を活用できないこともあります。

 

  何はともあれ、自宅を残す必要がないという方にとっては、一考の価値はあると思います。

 

  (参考資料:FPジャーナル 2015.4月号「リバース・モーゲージの現状と課題」)